日本でのモノ作り

Pocket

jpbanner

【日本でのモノ作り】

ここでは日本国内でモノ作りをする上でのメリット、デメリットなどを簡潔に説明していきます。

 

メリット①~高い技術力・品質~

アパレルに限らず製造業の現場が海外に流出して、縫製工場の数自体が少なくなってきています。

工賃の安さを売りにしていた工場は閉鎖、もしくはサンプル室だけを日本に残し、量産は海外でするという工場も少なくありません。

弊社は生地を国内で手配する場合、サンプル仕上げは国内で行い、量産の枚数によって国内縫製工場と中国縫製工場に仕分けます。

ドメスティックブランドやデザイナーズブランドを生産しており、仕上がりの丁寧さや海外では困難な技術力のある工場で、手作業による丁寧で細かい縫製技術は多くのアパレル企業様からのご支持をいただいています。

また、プリントや刺繍などの二次加工もお任せ下さい。

メリット②~豊富な生地の種類~

せっかく縫製をmade in Japanでするなら、生地もmade in Japanをオススメします。

もちろん海外製の生地もご用意できます。

メリット③~小ロット生産~

中国や韓国の生地市場は1色1反(50m前後)を購入しないといけませんが、1色1mからの手配が可能です。

極端な例でいうと、展示会用に1型1枚のサンプルを作り、受注枚数が決まってから生産する事も可能です。

メリット④~意思疎通~

同じ日本人同士での作業になりますので、意思疎通がしやすいのがもしかすると最大のメリットかもしれません。

 

 

デメリット①~高い技術工賃~

一定基準の縫製技術者を集めていますので、韓国、中国と比べて工賃は高くなってしまいます。

デメリット②~高い生地代

生地の種類、素材等によって異なりますが、同等レベルの生地を手配しようとなると、やはり中国の値段よりも高くなってしまうケースが少なくありません。

デメリット③~大量生産に不向き~

メリットで述べましたが、そもそも縫製工場自体が少なくなってきています。

自然とオーダーが集中し、月産生産枚数を越えるので新規オーダーを断ってしまう工場もあります。

生産スケジュールを組みやすい、継続してオーダーする既存顧客を優先してしまいがちになり、突発的だったり、単発のオーダーは敬遠される傾向があります。

またサンプルを1枚だけつくり受注生産する場合、上記の理由から希望通りの納期に生産できない場合もあります。