【韓国でのモノ作り】
ここでは韓国でモノ作りをする上でのメリット、デメリットなどを簡潔に説明していきます。
メリット①~短納期~
韓国のアパレル製造業は、非常に集約されています。
生地を手配するのは東大門総合市場、韓国にご興味のある方なら、一度は耳にした事があるのではないでしょうか。
この市場では生地から副資材まで、洋服を仕上げるのに必要なものは何でもそろっていて、1つのビルで材料をすべて揃えることができます。
そして材料が揃ったら次は縫製工場ですが、小規模の縫製工場が市場の周囲に固まっていて、生地の配送日数が短くてすみます。
午前中に発注すると、在庫があれば早くて当日午後、遅くても翌日には材料が工場に集まっており、時間的なロスが非常に少なくすみます。
商品が仕上がり発送する時も、飛行機で2時間で着きますので、クイックでのモノ作りには非常に最も適しています。
今週末売れた商品を追加or色違いで来週末店頭に投入!というのができるのは、韓国工場だけかもしれません。
メリット②~豊富な生地の種類~
韓国製生地はもちろん、中国製の生地も揃っており、特にプリント生地の種類は豊富すぎて選ぶのに苦労する程です。
メリット③~小ロット生産~
日本の1mには及びませんが、1色1反(50m前後)から手配できます。
デザインによりますが、1色30枚程度から生産可能です。
デメリット①~生地の回転が早い~
韓国の生地屋さんはクイックでモノ作りをする為に、生地自体を少量多種類で作っている事が多いです。
定番品は年間通してありますが、流行柄などは廃番になる生地も多く、追加生産しようとしたら同じ生地がなくなっていたというケースもあります。
デメリット②~天然素材~
綿、ウール、麻といった天然素材、特に100%素材のものは種類は少なく、値段も比較的高めになります。
デメリット③~大量生産に向かない~
韓国の縫製工場の状況も日本のものに似ていて、大量生産する場合はほとんどが中国などで行っていて、韓国工場を通すメリットはあまりないようです。
設備紹介(メイン工場)
オーバーロック:5台
本縫い:5台
振りステッチ(3本針):2台
二本針:1台
アイロン台:2台
月産:Tシャツ基準で月6000枚前後
※サブ工場が他に2件ございます。