日本とバングラデシュのデニムについて⑥

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先のブログで、

DIESELなどの高価格帯商品とユニクロなどの低価格帯商品を

同じ工場ラインで作っていることがあると書きました。

例えば例で挙げたDIESELは、小売価格が大体3万円以上。

ユニクロだと大体2990円〜3990円といったところだと思います。

小売価格が10倍以上違うのに、工場は同じ。

消費者目線からすれば、すごく不思議に感じられます。

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例えば日本のブランド・ショップでデニムパンツが3万円以上するところと言えば、

有名どころだとユナイテッドアローズさんなどでしょうか。

3万、4万円するデニムパンツが所狭しという程ではありませんが、

それなりに揃っているかと思います。

 

そのアローズさんの高価格帯デニムパンツがどこで作られているかというと、

日本国内で作られていることが多いのではないでしょうか。

 

価格帯は同じなのに、なぜDIESELはバングラデシュで作って、

なぜアローズは日本で作るのか?

もちろん地産地消というこだわりもあるのだとは思いますが、

他に選択肢がなかったのだと思います。

 

DIESELはヨーロッパ、アメリカ、アジアでワールドワイドで販売していて、

アローズは日本国内、海外は台湾のみで販売しています。

当たり前と言えば当たり前なのですが、

販売する本数の桁が全く違うのです。

販売する本数が違うと、当然作る本数も違ってきて、

作れる国も違ってきます。

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もちろんそれだけではなく、他にも要因を挙げようとすると挙げられるのですが、

あまり難しい事や裏側をさらけ出しすぎるのもどうかと思うので、やめておきますww

 

続く。

 

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